「僕」と「私」のLove Diary💕

恋人同士が綴るそれぞれへの想いを交換日記として

何人かの1人になっちゃってた

恋愛ポリシーとまではいかないけど、

『私を1番に扱ってくれる人と付き合う』

本能でこだわっていた条件だった。

 

何をもって1番かわからないけど、

独占欲が強かったんだと思う。

強気な態度をとってしまうけど、とても寂しがり屋なんだと思う。

 

あなたとで初めて2人でバーに行ったとき、

「何人かいたら、1番とかあるの?」

と聞いた私に、

『みんな好き!!』

と屈託のない笑顔で答えたあなたが、とても可愛らしく感じたんだ。

 

それはきっと、何が正しいとか、世間の常識なんか関係なくて、

こんなに素直に自分の気持ちを話してくれたという、

あなたの私への誠実な態度や言葉にすっかり心を奪われたんだと思う。

 

今ならわかるんだけど、

あなたが私を本気で好きになることはないんだろうなーと思っていたから、自分の気持ちに全く気がついていなかった。

 

頭ではあなたに何人も好きな人がいることはわかっていた。

一緒にいる時も違う人と連絡を取ることに夢中になってることもわかる。

でも目の前のあなたは私に会いに来てくれる。

1つ1つはわかるんだけど、なぜか、複数の女性の1人になってるという実感が全くなかった💦

 

そんな中でこれだけはハッキリしていたことがある。

会う度に好きになっていったということ。

どんな嫌なことも辛いことも、あなたの顔を見れば、声を聞けば、肌に触れれば、心が癒されたこと。

 

こうやって始まった私たちの物語。